さて、胃壁の組織の採取ですが。
「取る時に血が出ますが、実際はつまようじの先くらいの大きさですから、心配しないでください。痛みもありませんよ。」と先生。
何だか月面着陸船のアームのようなものが伸びて、バシュっともぎ取る感じ。手元のスイッチを押すと、胃の中の胃カメラの先のピンセットみたいなのが飛び出すのだ。少なくとも1メートル位はある管の先である。多分ワイヤーか何かでつながっているのだろう。
そうは言うけど、カメラで毎回出血するのを見るのは、余り気持ちのいいものではない。気のせいか、心持ちかすかに痛いような気もする。とにかく見た目的には大変なことになっているのである。
そうやって所々組織を採取しながら、胃の中をあっちこっち見て、「あ~、この辺が赤いね。多分ここが胃潰瘍だったんだね。」さすが、見ただけで分かるようです。
10回位組織を引きちぎっただろうか。後で妻に聞いたら、私だけ随分回数が多かったようです。胃潰瘍経験者だからだろうか。それから入れた時とは逆の順番で(当たり前か)、胃カメラを抜いて行く。抜くだけなので気分的には楽だが、少しくらいは痛い。
以上、時間的には15分はかかってないのではないだろうか。一旦服を着て待合室で待たされる。
妻が手配をしてくれていたので、病院に着いてからの話は早い。もう胃カメラまでやることになっていた。普通なら1回目は症状の相談になるので、1回分飛ばした格好。お金も時間も浮いた♪
先生に簡単に説明したら、早速胃カメラの部屋に。看護婦さんが色々説明してくれるんだけど、ちょっとわずらわしい。「昨日の夜から何も食べてないので、胃はぺっちゃんこになっています。これから空気を入れて、胃をふくらませます。」色々親切に説明してくれるんだけど、私はいいです。。。(帰って来て妻に話したら、親切で良いと評価されてました)
まず、薬を飲んで胃壁にまんべんなく付けます。飲んだ後にベッドの上でくるくる回転するよう言われます。体の大きい私は「もういいですよ」と、途中でストップが入りました。
それから麻酔。鼻の穴に薬をたらして、胃カメラを通した時に痛くないようにします。麻酔が効いたらいよいよ胃カメラを通します。通す所から、映像が見られます。
「あ~、ここが鼻ね(鼻毛がうじゃうじゃ見える)」
「ここが通るかな・・・痛かったら言ってね(実際痛いが、そうも言えない)・・・ああ、通ったね(ホッ)」
「ここがのどです(変な形)」
「ここが食道です」
「はい、ここが胃の入り口です(やっと到着)」
胃にたどり着いたら、十二指腸の方まで一度見に行く。
「う~ん、潰瘍の跡はどこかな(昔胃潰瘍をやっている)・・・この辺かな、ちょっと赤い跡があるね。」
「所々出血してる所があるね・・・(まあ、覚悟はしてましたよ)」
それから先生は胃壁の組織を採取し始めた。。。
妻に「ぜったいぴろりいるよ。除菌して!」と言われました。
確かに高校2年生で胃潰瘍をやった私。食べると結構胃もむかむかする。
いるよな~、絶対。
妻が、病院で聞いてきたら、保険が効くらしい。
それじゃあということで、行って来ました。
前の日は20:00から絶食。朝起きて、あやうくテーブルの上のいちごをつまみそうになった。危ない、危ない。
病院の予約は11:00。これで治ったら、食後の胃のむかむかからも開放されるな・・・と思いながら家を後にした。